2022/02/26 09:27
菊芋(キクイモ)はキク科ヒマワリ属の多年草の塊茎で、じゃがいもやサツマイモのようにテンプンは含まれていません(菊に似た花が咲くこと、芋ができることに由来するそうです)。
菊芋の主成分である多糖類「イヌリン」は、サツマイモなどに含まれるデンプンと異なりヒトの消化器では分解不能(消化されない)ため水溶性食物繊維に分類されております。
イヌリンは人間の消化器では分解されないため摂取しても血糖値が上昇することがありません。
さらに、前後に接触したほかの糖質の吸収を穏やかにする効果により食後血糖値の急激な上昇をおさえたり、腸内細菌によってインスリンの分泌を活性化するため、糖尿病に対する有効な食事療法として期待されています。
菊芋に含まれる「イヌリン」は腸内環境を整える作用があると言われており、お通じの改善や美肌にも良いと言われております。
また食後の急激な血糖値の上昇も緩やかになるとも言われております。