2022/04/05 10:11
•当社は、農のある暮らしに基軸を置きつつ、現在、農産業の抱える厳しい労働環境からくる後継者不足や廃業を、生産力を生かすことで分野そのものの再生をもめざす案として安定基盤商品が必要と考えて提案いたしました。
•小規模農家世帯の中には、経済力も少なくこのほどの農業に対する経済情勢が変わり、コロナ禍の対応と共に販売経路が大きく変わってしまいました。
また、農協に頼っていた時代はひと昔の販売経路となり、今となっては余り当てにできなくなり、先行き不透明な収穫を容易にされてきました。
また、変動性価格を重視した市場出荷においては尚更です。
現代の気象変化に左右され、変動性による価格に悩まされ将来の見通しが不安定な環境が続く中、度々の市場価格への対応で苦労をして来ました。
行くなんの苦労を乗り越え、再生に死力を尽くし、土壌を守って行かなくてはならない苦しみ。
そのなかで経験を重ね培った優れた技術は、情報交換の環境もなく、また市場流通に左右されながら報われる機会も薄いものだったと思われます。
こうした現状を打破するためにも、今後の農業のあり方、考え方を変えて行かなくてはならない時代の波が押し寄せてきています。